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キリングフィールドで命を考える。

今までの経過ざっくり。

世界一周旅立ち(2012.9)→日本へ一時帰国(2013.7)→フィリピン、セブへ留学(2013.9)→世界一周再出発(2013.12)→旅中断、日本帰国(2014.3)→再々出発(2014.12)イマココ。



【2015.1】

前回の食に引き続き、
プノンペンでの目的のもう1つは、「キリングフィールド」です。


キリングフィールドとは何か?

ポル•ポト政権時代のカンボジアでは大量虐殺が行われ、殺されたのは、知識人や教師、医師、伝統継承者などといったカンボジア人。メガネをかけているから、手が柔らかいからといった理由でも殺されたそう。
こういった人たちは、反革命的な人間だとされ、殺されていったと。

そして、殺害された刑場はカンボジア各地に存在し、それらはキリングフィールドとも呼ばれている。


私は歴史に詳しくないし、遺跡観光にも正直興味ありません。
うん。
ついこの間、アンコールワット行っとるやないかい!って感じですがね(笑)

でも、戦争関連のいわゆる負の遺産と言われるものには食指が動きます。
負の遺産って、色々な課題を投げつけてくれるけどどれだけの時が流れても、その課題がクリアされる日は来ない。

人間がどんなに愚かなものか。
そして、そんな風に感じて遺跡をまわっている自分の横にいるのが他国の人間であるということがとても面白い。

それぞれの国にそれぞれの事情があって。
でも多分、負の遺産に来て抱く感情ってみんな同じなんじゃないのかなぁって。


えーと。まぁ、そんなわけで、本日は負の遺産である、キリングフィールドのお話です。

我々が行こうとしているキリングフィールドは、プノンペンから少し離れているので、まずはトゥクトゥクのおっちゃんと値段交渉からスタートします。

無事に交渉成立して、走り出したんだけど...工事中の道はもうガッタンゴットン。砂埃もすんごくて。
たどり着くまでに、若干げっそりでございます。


本日も太陽ジリジリ照りつける中。
キリングフィールドの中へと入っていきます。
ここにはありがたいことに、日本語の音声ガイドもあったので、迷うことなく付けました。
そして、音声ガイドは是非とも付けて聞いてほしいと思います。一層、理解が深まり、大変考えさせられます。

入ってすぐ、目に入るのは慰霊塔です。
中には骸骨が。
インパクト大です。



ひとまず、黙礼だけして...先にぐるりとまわります。

音声ガイドに従って進んでいくのですが、まさか、ここで?そんなことが?というような説明ばかり。



その中でも、衝撃をうけたいくつかのこと。



上に貼り付けた写真の木。
サトウヤシというそうです。
幹が硬く、ジグザグと鋭いですよね。
この木は人ののどを切るために使用されたのだそう。何故かって?それは声を出させなくするため。

ここでは人を殺す道具は銃や刃物とは限りません。それらは高価であり、農具を使用して人を殺していたのです。
農具で殺される。それは一思いにはいかなかったでしょうから、当然声が出ますよね。
周囲の住民はここで大量虐殺が行われているとは知らなかったので、いかに声を消すかがキリングフィールドでは重要だったのです。

キリングフィールドの周りは、のどかで緑に囲まれ、田畑が見えました。
この地で、こんなにもおぞましいことが行われていただなんて…想像するのも難しい。

静かな地で人の叫び声を消すため、キリングフィールドではディーゼル発電をベースにして当時の流行歌などを流していたそうです。


女性を殺めるとき。
それは肉体的にも精神的にも大きなダメージを受ける方法をとっていました。

衣服を脱がされます。
宗教的にも、人の前で裸になることの辱めは私の想像する以上のことでしょう。
強姦、輪姦もされたでしょう。

そして、母である女性には耐えられないほどの現実を見せられます。

母親の前で乳幼児は殺されるのです。
将来、親を殺されたと復讐させないために殺すのです。

木に打ち付けて。



頭蓋の柔らかい赤ちゃんを殺めるのは、簡単だったでしょう。
数キロの重さしかない彼らの足を握って打ちつければ、すぐだったでしょう。

この木の幹には血痕や脳みそ、髪の毛が付着していたそうです。
いったいどれだけの幼い命が奪われたのでしょう。



このキリングフィールドでは、今なお白骨が見つかるのだそう。
自分が生まれるほんの数年前にこの地で起きていた事実。

東南アジアの人々の笑顔は、控えめで美しい。
だけど、彼らが負った歴史の闇はすごく深く、現在にも続いているのだろうなと感じた一日だった。


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